うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

忘れられた骨壺#1

▼今日はヒヨコが一番に起きて七時台に余裕でテレビを見ていた。僕も続いて起床。
 しかし、首に激痛が。やばい。休みの間に心身の緊張が解けて疲れが集中して首に来たようだ。これが僕の場合一番辛い。扁桃腺もやや腫れている様子。声も出しにくい。何でよりによってこんな日にこんなことになるのかなぁ。今日はヒヨコの実家滞在最終日なので、こなさねばならない用事がいろいろある。とにかく朝食。
 その後決死の覚悟でヒヨコと外に出た。首は痛いし寒さで身体がこわばるしとんでもない日に外出だ。
 大阪は降らなかったが関東以北は今日は雪だという。大阪も寒さだけは負けていないようだ。たまらずコートのフードを被り植村直巳状態(というか、わが家ではかわうそくん状態ともいう)となって墓参りする。墓地は二カ所。最初の墓地はスナズリ父方の墓だ。
 水汲み場のバケツ置き小屋で、バケツを借りようと入ると、棚になんと骨壺が置き忘れられていた。この墓地は管理人もいないので、どうすることもできないから、そのままにしておいた。あとで、ササミ母に、
「開けて見た?」
 と聞かれたが、開けられるかなぁ、普通。戒名は「×××信女」と袋にあったので女の人なのだろう。ヒヨコは、
「それは写真に撮りなや!」
 と。いくら僕でもこれは写真には撮りたくない。とにかく、略式で拝んで次へ。
 次の墓地は高台でまたうちの墓はてっぺんにあるので吹きっさらしである。手を合わせるときだけフードをとるがすぐに被る。
 実家に戻って、ケロケロ号に乗り、近所の百円ショップへ。
 そのまま、親戚への年始回り。二軒目で少し上がり込んでお茶とお菓子をよばれる。帰って昼食。お好み焼き。二枚も食べ、満腹。
 スナズリ父の誕生日が近いので早めのミニ誕生パーティをすることに。この実家の近くに移転してきた前からこの辺り有名なケーキ屋さんに、ヒヨコとカラザがケーキを買いに行く。