うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

東京最後の日#2

▼荷物はコインロッカーに預けた。お土産も既に購入。東京たまごの[ごまたまご]だ。我が家用と職場用と二つ買う。職場用にお土産を買うなんて、僕はどうしてしまったのだろう(笑)。
 今日は前から探していた本を見つけた。増山たづ子徳山村写真全記録』影書房という写真集。これはダム建設のため村がひとつ消えた、その村の記録をその村のおばあちゃんがピッカリコニカで撮りまくったという写真集である。村がなくなるというのは、とても悲しいことだ。人々の気持ち、絆など補償金で補いきれない無形のものが失われてしまうのだ。この写真集は村のおばあちゃんが村の人を撮っているので、笑顔の写真が多いのが救いだった。しかも写真をやっていた人ではない普通のおばあちゃんが、ピッカリコニカで撮りまくったというのがすばらしいな。撮らずにおれなかっただろうな。
 新幹線の中で『ぎょぎょ〜む日誌』を書く。横に座ったぎょろ目のおっさん、靴とか靴下とか脱ぎ出すような下品なタイプのおっさんでないのはありがたいが、テーブルを引き出してその上にCDプレーヤを置き、なんか70年代ポップスみたいなのを聴いているらしい。水割りを車内販売で買って飲んで真っ赤な顔で聴いている。けどその状態だから僕はトイレに行けないのだなぁ。まあそんなにせっぱ詰まっていなかったからいいけど。でも僕もインナーイヤホンを持ってくるべきだったな。iBookで音楽が聴けたのにな。今度は持ってこよう。
 予定通り新大阪に到着。地下鉄の駅からライトメールをヒヨコに送る。22時過ぎ帰宅。久しぶりの我が家。しかし、なんかみんなヨレヨレ状態であった。
 僕はお腹がすいたので、ご飯に醤油卵をぶっかけて2杯食べた。シャワーを浴びて寝る。
(今、気付いたが「東京最後の日」というタイトルは、なんか人類滅亡みたい(笑))