うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

「恐怖の電話」は桜井浩子さん

▼今日は出勤日です。今朝はヒヨコが起きてきて見送ってくれました。昨日夕方戦車ZOOKで出動しているので、朝の寒い中でもエンジンは一発で掛かりました。これは幸先が良いです。

 今日は出勤してやらねばならないことがたくさんありますので大変です。そう、事務仕事だけではないということですね。それも中には時間との勝負的なこともあり。

 お昼のお弁当は、卵焼き、レンコンのきんぴら、白身魚のフライという最近の定番パターンです。週に2回程度の出勤ですからなかなか冷食を消費しないので同じパターンが続きます。

 しかし今日は自分で言うのもなんですが、一日みっちりとよく働きました。エラいわ〜。自分で褒めてるのか身体がエラいのか(笑)

 今日の晩ご飯は豚テキ。トマトスライスとキャベツ。菜の花のおひたし、グリーンカレースープ。おいしかったです。

 夜、円谷プロの『怪奇大作戦』を観ました。本放送の時は全く観ていなかったんです。放送時間帯は『ウルトラセブン』の後番組ですから、続きで観ても良さそうなもんだったのに、なんでだろう? まあ、まだ保育園とかそんなもんだったのでチャンネル権はなかったですね、子どもには。三十年ぐらい前でしたか、深夜に再放送があってそのとき観ていたのですがそれほどハマるということはありませんでした。それでも今になってなぜか無性に観たくなってきたのです。これは僕の中で何かが熟してきたということなんでしょうね。第1話「壁ぬけ男」、第2話「人食い蛾」、第3話「白い顔」、第4話「恐怖の電話」、第5話「死神の子守唄」と5話連続で観ました。
 第1話「壁ぬけ男」は飯島敏宏監督作品、田口計さんがゲスト。怪盗キングアラジン役。引田天功のような元マジシャンで大脱出マジックに失敗した過去を持つという人物。この話は製作順で言うと最初ではなかったそうで、本来想定される『怪奇大作戦』の路線からは逸脱している話だと飯島監督自身もおっしゃってますが、怪人二十面相のようなロマンあふれる怪盗が登場して、ドラマとしては良い感じです。
 第2話「人食い蛾」。これが製作の1番目の作品で監督は円谷一、脚本金城哲夫ハジメ監督と金城さんのコンビが第1話というのが円谷の製作での暗黙の了解的なならわしだったそうですが、特撮部分がかなり難しくリテイクが多かったため間に合わなかったそうです。ポルコ・ロッソ森山周一郎さんがゲスト。
 第3話「白い顔」冒頭、主人公の女性に言い寄る会社の上司役で、梅之助の『伝七捕物帳』で伝七のライバル「赤鼻の五平」の子分「ちょろ松」でおなじみの稲吉靖司さんがゲスト出演していますね。
 第4話「恐怖の電話」は桜井浩子さんがゲスト。もうそれだけでうれしくなっちゃいますね。実相寺昭雄監督の1クール目担当2本のうちの1本。電話が凶器となる話でこれは実際に起こりそうで怖いです。
 第5話「死神の子守唄」こちらも実相寺監督。『悪魔の手毬唄』のように唄になぞらえて殺人が行われていきます。岸田森さんの盟友 草野大悟さんがゲスト。悲しいお話です。
 昔の特撮SFドラマですので科学の解釈がやや強引なところもあるんですが、それはそれ。怪獣もののように最後にヒーローが変身、怪獣とバトルというパターンで一気に片付けるという「武器」を封印された中で30分でストーリーをまとめるというのはかなり難しかったのではないかと思います。子どもにもわかるように、でも子ども向けな内容にはしないという意気込みも感じます。興味深いです。
 あと、昔の街の風景や自動車を見るのも楽しみのひとつです。また続きを観ていきましょう。