▼今日は雨です。時折激しく降ったりしています。
朝、病院から電話が入って急いで支度をして、カラザとヒヨコと3人で駆け付けました。枚方からだと1時間かかります。面会はまた1人5分ずつ。しかし従兄は眠ったままで話はできませんでした。枚方へ帰らず、ヒヨコの実家で待機することにしました。病院からクルマで20分ぐらいなので。
近くのスーパーでお昼ご飯を調達。お弁当などを買いました。長丁場になるかもしれません。そのつもりをしてきていないので、なんとかしないと。
クープが家で待っているので、カラザに先に電車で枚方に帰らせることにしました。JRの最寄り駅までケロケロ号で送りました。帰りに100円ショップへ。iPhone用にケーブル、ACアダプタ、500円バッテリなどを買いました。この500円バッテリは売ってるときにすでに70%程度充電がされているとのことで、すぐ使えて助かりました。
病院から電話が入りました。ヒヨコと病院に駆けつけました。従兄は逝きました。ほんの少し間に合いませんでした。膵臓癌でした。58歳。従兄と言ってもヒヨコの従兄なので、僕はお付き合いはそんなに長いわけではありません。しかし、同年代でもあり、とても寂しいです。
従兄は苦労人でした。両親を看取り、やっと肩の荷が下りて数年。従兄は生涯独身を通しましたが、若い時に恋人がいて死別したそうです。思うところがあったのか、結婚はしませんでした。定年も見えてきて、のんびり過ごすつもりの矢先、昨春の癌宣告でした。独身で他に身よりもないため、我が家でサポートすることになりました。主にがんセンターの受診や入院の際の手続きなど、ヒヨコが付き添いました。放射線療法など従兄は戦ったのですが、昨年末その甲斐なく余命3カ月と医師から言われました。そしてきっちり3カ月後に旅立ちました。最後の入院は5日ほど。それまで自宅で1人でガッツで頑張りました。立派でした。
コロナの折でもあり、お葬式は家族葬で行うことにしました。寝台車が夜10時ごろに迎えに来るということで時間が少しありましたので、駅前でヒヨコと二人で食事をしました。こんなときでもお腹は空くものです。
待っている時間は特にスマホを触ったりして時間を潰す必要もなく、いろいろ考えているとすぐに時間は経ちました。寝台車を見送り、僕たちもケロケロ号で追いかけました。
なんの用意もできていないので、安置を確認して帰宅することにしました。家に辿り着いたのは日付がとうに変わってしまったころでした。