うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

MacOS8入手と復活ColorClassicII

▼なんとなんとなんと、MacOS8をタダで手にいれてしまった。ボクがPowerBook2400c/180を購入したのは七月の末だったのでぎりぎり無償アップグレードの対象からははずれていたはずだが、権利放棄した友人のをもらったのだ。
 でも、売っているアップグレードキットと違い、“キャンペーン版”というやつで、マニュアルがついてない。CD-ROMの中にオンラインマニュアルがあるだけ。ただだから文句は言うまい。

▼ボク愛用のMacintosh ColorClassic2。オールドスタイルの一体型の小さなMacだ。これがもうかれこれ二ヵ月近く動かないままでほったらかしになっていました。
 ColorClassic2は最後のコンパクトMacで、今でも中古市場で人気(一〇万円前後で取り引きされている)の機種だ。
 同期生のLC520なんか二束三文になっているのに。ボクが買った発売すぐの売価の半額をキープするというのはすごい。PowerPCの一三インチ一体型が一〇万切っているご時勢に。
 いかにもMacらしい筐体と、オールドスタイルでありながら、LC520と同等のスペックをほこる、今でも実務に使えるやつ。三二〇〇〇色表示も標準でできるし。改造マニアにも人気で、CD-ROMドライブをのっけたり、一〇インチモニターに一三インチと同じ画を表示できるようにしたり、PowerPCにしたり…。
 ボクのColorClassic2はノーマルだ。改造はしていない。メモリーはフルの合計三六M。ハードディスクは倍増ソフトを使ってほぼ倍約三〇〇Mにしている。
 人には、
「なんで大きなモニターのやつにせえへんかったん?」
 とか言われる。けど、ボクはこのオールドスタイルのMacが欲しかった。なんでコンパクト型がいいかというと、スペック的に時代遅れとなったとき、次世代のMacが欲しくなるだろう。けどせっかく気に入って買うキカイだから買い換えはしたくない。買い足しにしたいと。そういう観点からも時代遅れになっても充分使い道があるコンパクト型がいいなと思ったわけだ。
 そんなお気に入りのキカイが突然立ち上がらなくなった二ヵ月前、それはPowerBook2400c/180を買ってすぐのときだった。Macは特にこういうことがある。別のに目移りしたりすると、今までなんともなかったやつが急にトラブルを起こすというようなことが。
 で、なす術もなくそのままになっていました。たぶんそろそろ、本体内蔵のメモリ用電池が切れたのだろうと。その電池は特殊でそのへんでは売っていない。日本橋でも手にはいるかどうかわからないような品物だ。
 結局、昨日も探してはみたが、ありませんだった。それにあったとしても会社の同僚の話だと一個三〇〇〇円もするそうだ。でも昨日の朝、『旧型Macスーパー改造術』という本を読んでいて、偶然LC575だったかLC475だったかのメモリ電池は、代用品が使えると書いてあったのを発見。ただし大きさが一回り大きい。なんとか無理やり押し込んだら入るらしい。基板上の小さなカバーははめられなくなるけど。でもキチキチなのでカバーなくてもしっかり入るようだ。同じリチウム電池なのだが、カメラに使う用のやつで、カメラ屋さん、電器屋さんで簡単に手にはいるらしいのだ。CR−2というタイプのもので、昨日探したらすぐみつかる。七二〇円。これならもし失敗してもまあいいか。
 家に帰ってさっそく交換。それでもMacは立ち上がらなかったが。電池はちゃんと入る。結局壊れたファイルが悪さをしていたようで、全部奇麗さっぱりHDを初期化してシステム全てを入れ直した。そうして復旧。 HD倍増ソフトも入れて、快調だ。メモリ電池の心配もなくなったし、もし切れても今度は近所で調達できるのを知ったし。
 そうそう、サードパーティ製外付けCD-ROMドライブから起動ディスクがうまく使えてインストールも楽だったこともうれしかった。いつも大変なのだ。それにCD-ROMからインストールするとはじめっから漢字Talk7.1を入れてくれるし。でもインストールして再起動したらHDから立ち上げたにも係わらず、
「このディスクは起動ディスクには使えません」
 とか言われて一瞬焦ったけど。CD-ROMからインストールだとColorClassic2用のシステムエナブラーが入らない。入れてやったらちゃんと動く。
 今後はあんまり無理をさせないでソフトも少なくして軽く使えるようにしたいと思う。