うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

中環〜銅鑼灣〜柴灣

▼コンビニのパンで朝食を済ませ、十時半、海港城でトラムと天星小輪スターフェリーの四日間有効のフリーパスをただで入手。早速天星小輪で中環セントラルへ。トラムに乗って一駅。中環街市を探す。ここは生鮮食料品の市場だ。かつては地べたのマーケットだったけど整理統合されてビルに入ったものだ。で、ここを探したのは世界一長いエスカレータへの連絡通路があるのだ。このエスカレータは映画『恋する惑星』で王菲フェイ・ウォンが上り下りしていたもの。ぜひ見ておきたかったのだ。とりあえず昼前なのですでに上りに切り替わっており、のんびりと流れる景色…というか、流れるぼろっちいビルに人々の生活を観察。時々ライカで写真を撮る。
▼下りは歩きなのであせる。というのも、鳩摩羅さんと待ち合わせしているのだ。大阪土産を一昨日会った時渡し忘れたのだ。
▼その後、地下鉄で銅鑼灣とんろうわんへ。途中、中環駅構内のVCD屋で何枚かVCD購入。銅鑼灣へは香港映画雑誌『電影双周刊』の雑誌社に直接定期購読を申し込みに行くのだ。腹ごしらえのため麺屋に入る。扎肉紅腸子麺と鴛鴦茶をたのむ。つまりソーセージ麺とコーヒーと紅茶の混合飲み物。この店で、
「ボクは日本の香港電影ファン」
王菲のファンで東京の演唱會へ行った」
「昨日は梁漢文の紅[碪カ]での演唱會にも行った」
 とか言って愛想を振りまきつつ、ついでに『電影双周刊』の雑誌社のビルを教えてもらう。
▼しかし『電影双周刊』の雑誌社は引っ越していてそこにはなかったのである。そこからの冒険譯は長くなるので別にレポートする。とにかく柴灣まで行ってなんとか手続きを済ませる。
▼帰りは中環からまた天星小輪に乗る。今回は前に目撃して気になっていた真っ赤な船だった。尖沙咀の露店で雑誌『娯楽電視』を購入。梅艷芳アニタ・ムイが表紙なのだ。いったん粤海酒店に戻る。
▼夕食はHMV近くの〔廣東焼味餐廳〕で焼鶏飯(照り焼きかしわを甘酸っぱいたれで食べる)と鴨腿湯麺(煮込んで溶けそうな鴨肉スープとゆでて別の皿で出てきた麺)。おいしかったが、量多すぎた。でも全部食べる。
▼食後は腹ごなしもかねて歩く。美麗華ミラマーにある新星堂HMVを往復してCDを漁る。少しでも安く買うためだ。