▼デジカムを扱うのは初めてだが、まあまあなんとかなった。そうカメラを回すのも僕がやらねばならないのだ。本来ならこの撮影が済んだ映像をもらってその後のことを僕がすればいいだけなはずなのだが。三脚すら用意されておらず、他の部署から借りてくる。とりあえず撮影してみた。
撮影が済んだらビデオ編集である。上手い具合にPowerBookG4があるので、これで行おう。プロもPowerBookG4でムービー編集しているのだから最高の機材だ。ソフトはパーソナルユースのiMovie。このソフトは簡単に使えて、けっこう本格的なことができる。僕はフィルムで映画を撮るということにこだわっていたので、ビデオにはあまり興味がなかった。以前ソニーから出た家庭用編集機も購入してみたが、やはりフィルムのように簡単に編集ができない。だからビデオは敬遠気味だったのだが、ビデオもアナログからデジタルになり、そしてパソコンのおかげで、やっとビデオの編集が、フィルムのように自由に切ったり貼ったりできるようになったのだ。８ミリフィルムよりも、経済的に、そして綺麗な映像で、特殊効果も簡単に付けられる。これは楽しい。これはうれしい。
早速、今日試し撮りした映像をPowerBookG4に取り込む。iMovieはデジカムからの動画を撮ったテイクごとに分けてクリップしてくれる。あまり詳しく予習してなくても大体の勘で使えるのがうれしい。撮った全部はデータにして1GBを超えた。一〇分前後だと思うのだが、けっこう大きくなるものだ。
タイトルなどの画像をFireworksで作る。これは静止画だ。シンプルでいいだろう。当然会社のロゴタイプの画像を使う。
秒単位というぐらいの切り詰めもできるし、つなぎ部分にいろいろな効果も付けられる。これは嵌るなぁ。編集は土日で仕上げるつもりだったが、夕方までに大体やってしまった。そして音楽はクラシックのCDがあったので、それで仮につけてみる。編集して三分にする。これをWeb用にQuickTimeムービー形式（MOV形式）で書き出す。この書き出しがけっこう時間がかかった。軽いデータにするのに五分以上。これが一時間ものだったりするとどうなるのだろう？ やがてデータが完成。QuickTime形式で5MBちょいになった。まあ、ぎりぎりWebに載せられる大きさだ。
