うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

工作の大晦日

▼昨日と同様に七時に一度起きて『トム・ソーヤの冒険』を見てからまた寝る。十時ごろ起床。フランスパンを切って焼く。おいしい。
 家の中の片づけを始める。二時間ぐらいでほぼ終わった。あとは全体に掃除をする。
 夕方、僕の実家に母(うずらカシワ)を迎えにいく。帰ると同時にヒヨコが買い物に行く。僕はその間に、藁半紙でそっくりしめ縄を作った。リビングの入り口に飾る。ヒヨコそれを見て喜ぶ。
 夜は『紅白歌合戦』を適当に見ながらカニ鍋。ズワイガニがこれでもかこれでもかというほど。一パックはカシワ母が持ってきたもので、もう一パックはわが家で買ったもの。堪能するほどカニを食べた。
 ヒヨコが買ってきた鏡餅用の三方とみかんの葉と昆布を手分けして作る。僕は三方担当。[♪でっきるかな、でっきるっかな…」と歌いながら、段ボールをカッターでカット、ホチキスでガッチンと留めながらササッと仕上げる。どうせ餅や飾りでよく見えないので粗い仕上げでよい。
 カシワ母は藁半紙を七、八センチ幅に切ってプロ用色鉛筆を使いそっくりに昆布を作る。片栗粉をまぶして粉っぽさも表現。ビニールまで被せる念の入りよう。あと半紙でギザギザしたお飾りも。僕はプラスみかんの葉を作って普通の食用みかんに貼り付ける。
 紅白は真剣には見ていなかったが、中島みゆきはいろいろな意味でたのしみだったのだ。信頼できる関係筋の情報によると、紅白の美川憲一の今回の衣装は、今年の劉徳華アンディ・ラウの夏のコンサートの時の衣装とそっくりだという。なんだパクリか。美川も小林幸子も衣装というのかセットというのか特殊メイクというのか歌の内容とは関係ない見せ物としての面白さだけ。
 天童よしみの衣装も歌とまったく関係なくて蜷川マクベスみたいな大げささだった。
 中島みゆきは黒四ダムのトンネル内で歌った。歌だけで一言も会場とは言葉を交わさず。
 風呂に入ってから、年越しそばを食べる。そして母をタマゴと一緒に実家まで送っていく。カシワ母を泊めてもいいのだが、母は自分の家で寝たいと言ったからだ。