うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

ルパン三世 GREEN vs RED

▼朝、一人で飛び起きて、チョコデニッシュパンの朝食。食べたらすぐに昨日借りたDVDとCDを持ってケロケロ号で出掛ける。家族はまだスヤスヤと夢の中。
 [TSUTAYA]へ返却し、その足で僕の実家へ。昨日買った扇風機を届ける。その場で、玄関先で組み立ててすぐに帰る。
 慌てて帰ったのは、今日は「くらわんか五六市」があるからだ。しかしヒヨコの支度に時間がかかり1時間以上待った。なんだかその時点でとても疲れてしまう。
 直前まで自転車で出掛けると息巻いていたヒヨコが突然歩きで行くと言いだし、なんだかなぁと思いつつも、僕は歩きの方がいいのでてくてくと行く。今日は枚方公園駅方面から。試作した簡易ステディカムのテストも兼ねてSDカムも回す。
 駅前の北側の広場で、関西外大のジャズ研の人たちの演奏を聴く。その前でノリノリで、ダン池田みたいに勝手に指揮をしているオヤジ一名。終わって少し歩くことに。ヒヨコが手作り石けんを買う。途中で僕は暑さに負けてダレダレ。
 14時に[鍵屋資料館]にて、くらわんこの着ぐるみが登場するというので見に行く。一人女児がしつこくくらわんこにまとわりついて危険なことを繰り返していたのが鬱陶しかった。親が居るはずだがなんでやめさせられないのか。もう少しで僕の手が出るところだった。鍵屋は冷房が効いていてだいぶ落ち着いた。くらわんこのストラップとぬいぐるみマスコットをまた買う。
 階下に降りて別棟へ。ここでかつての職場の上司の一人であるOさんに会う。これは枚方のOさんなんとボランティアガイドのIDカードをぶら下げているではないか。Oさんは近所に住んでいることは知っていたが、鍵屋資料館でボランティアガイドをしているとは。話を聞くと、鍵屋専門ということではなく、今日は応援なのだとのこと。定年後に元気に活動している姿を見るのはうれしいな。
 そのあと、また枚方公園駅方面へ。僕はそのまま駅前まで簡易ステディカムで撮影しながら歩いた。するとヒヨコが全然来ないのだ。ヒヨコは途中で引っかかっていた。
 駅前から北へ。商店街、そう川崎麻世の実家・[喫茶コハク]があるあの通りの途中に、ポコッと空いた空き地があるが、ここに青空のショットバーが最近できていた。[じぃじのあまん]という名前。ここイスや机、簡単なビーチパラソル、冷蔵庫が置いてるあけど、雑貨や服も売っているというなんだかなつかしい感じの店。昔、仲間と公民館祭でこんな感じの店を出していたのだ。しかしこの店、店番の人がいない。平日でも道具は出しっぱなし。先日「なぞの焼きそば屋」と書いたあの店である。会社の帰りに前を通りがかって見てみたが、開いているのを見たことがなかった。平日とか明るいうちはやっていないのかもしれないなぁ、などと我が家ではこの謎の店について先日来大いに盛り上がっていたところ。すると、今日はやっていたのだ。
 僕がビデオを回しつつ駅前まで歩いている間に、そこでヒヨコが店番してたおっちゃんに声を掛けてビールを買っておっちゃんと仲良くなっていた。
 おっちゃんは牧野に住む、自称「じぃじ」。カーボーイハットを被り飄々としていてなかなか謎の多い人物で面白そう。というわけで五六市をそっちのけで、このお店にずっと入り浸ってしまったヒヨコ。なぜかおっちゃんと仲良くなったインドネシア人青年も一緒に、お酒を飲んだりおつまみを食べたり。じぃじが出してくれたとっておきのモンゴルのお酒「馬[女乃]酒」。馬のミルクで作ったお酒を味見させてもらったりと、夕方まで楽しく過ごす。途中でYANBOさんが通りかかったので捕まえ、引き込む。
 せっかく面白そうな店なのに、なんと今日で閉店だという。そして焼きそば屋だとばかり思っていたのに、焼きそばはやってないという。
 僕は一旦帰宅し、じぃじに渡す名刺と、クープを連れてきた。そしてそのまま河川敷へ散歩へ。ぐるっといつものコースを回ってまた、じぃじの店へ。そして暗くなってきたので帰宅。
 ちょっと休憩して僕はスーパーに買い物に行く。
 晩御飯はカレーライス。出掛けていたタマゴを迎えにヒヨコが出掛けていき、またじぃじの青空ショットバーへ寄ってきた。僕とカラザは家でDVDを見る。『ルパン三世 GREEN vs RED』だ。とても見たかったので期待が大きかったのだけど、正直見た感想は「?」だ。端的に言うと、いろいろやりたかったのだろうなぁ、それはわかるけど、未消化のまま突然終わるって感じ。せっかくの様々な伏線を張っているのに生かし切れていない。説明不足、シーンの前後入れ替えが多すぎで時間軸がわかりにくい。スケールが大きいのかと思ったら、単に仕掛けが大きいだけで、特にコレという事件も謎もない。キャラクターの存在感が希薄で、だれに力点を置いて物語を作っているのかがわからない。…などなど。いろいろと凝ったことをやっているのはわかるけど、それが全体にうまくまとまっていない。深く入っていかない。これだったら30分のテレビシリーズのアタリの回の方が見応えがあると思う。画は綺麗だけどやっぱりルパンらしい画ではないし。う〜ん、おしいなぁ。
 そうそう、ルパンというと、ネットでルパンの声真似をしている人がいる。ルピン三世とかいうハンドルだったと思うが、YouTubeなどにアップされている。この人の声、ほんとにルパンなのだ。それもスゴイのは、ルパンの旧シリーズの声、第2シリーズの声、カリオストロの声など、演じ分けができるのだ。これはほんとにスゴイ。栗田貫一を「山田康雄二世」と呼ぶなら、この人は「山田康雄三世」と呼んでもいいと思う。この人の声で『風魔一族の陰謀』を新録音してあの作品の呪いを解いて野に放してあげる。これみんな山田康雄の仕事です(笑)、と思うけどやってくれないかなぁ。
 さてさて、ヒヨコとタマゴが帰ってきたのは12時ごろか。