▼今日は王菲の演唱會の日である。今回は特にコンサート前の盛り上げ企画もしなかった。日本にも王菲のファンは増えたし、王菲のホームページを専門にやっている人も多くなった。だからその類のことは、その人たちに任せておいたらいいだろう。事前に誰かと待ち合わせることもなく淡々と当日を迎えた。「うずまき網上談話室」でも、コンサートに行くことすら書かなかった。
夕方五時過ぎに大阪城ホール前に到着した。ホールの前からsigmarionでやっと「うずまき網上談話室」に書き込みをした。
開場が十五分ほど遅れ、開始も十五分ほど遅れた。従ってコンサートも九時十五分に終了した。今回もアンコールはなかったなぁ。
日本のコンサートは禁止事項が多く中華明星ファンとしては物足りないところだ。香港では写真撮影さえうるさくは言われない。今回の大阪城ホールは、前回の武道館よりもなお一層禁止事項が多い。蛍光棒も禁止だというのだ。応援グッズ…プラカード、横断幕なども禁止である。つまらないなぁ。プレゼントも本人に直接渡すことはできず事前に係の人に預けなくてはならない。もちろん握手タイムなんてなしである。香港では王菲だってファンに手を振るし握手もするのだ。そこのところが日本のプロモーターにはわからないのだろう。
コンサート開始から十五分程度は会場内からsigmarionで文字による生中継を「うずまき網上談話室」に展開した。もちろんアホな行為だとは承知している。そんなことしてないで、歌っている王菲を見ろ！という声もあるだろう。でも王菲のこの一所懸命のコンサートのことをいち早く誰かに伝えたかったのだ。それと僕が座ったE9列27番という席は椅子席で通路のすぐ横。しかも通路を挟んだ隣は空席後ろも空席だから実質一番後ろだったのだ。比較的周りの観客にも迷惑がかかりにくい。こういう条件だからできたとも言える。アリーナだったらみんな立っているのでできなかったろう。後ろに人がいたらやらなかったろう。音声や映像を送るわけではないので著作権問題にも抵触しないだろうと考えたからだ。
