うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

麦藁帽の女#2

▼幼稚園の入り口から通路の中間のところで往復歩行を繰り返しているのである。その通路は方や団地の予備の駐車場、方や公園のフェンスに挟まれた幅一メートルほどの細いところ。また団地が少し離れてあるから、人に遠目で見られる場所でもある。幼稚園に用事のない人は通るはずのないようなところ。一体何の目的でそんなところで往復運動をしているのか。どうやら本を読みながら歩いているらしい。だから通常の歩行のリズムではない妙にゆったりしたフワフワした歩き方なのだ。誰かと待ち合わせでもしているのだろうか。それにしてもそんな場所で待ち合わせというのもかなり変な感じだ。
 変な女に絡まれても大変なので家路を急ぐ。と、茶トラの猫がいた。この猫このへんに最近住んでいる。今日は僕には懐いて来ようとするかタマゴをさけようとしている。子供を警戒しているのだ。いじめられたのだろうか。ちょっとだけ頭をなでてやって、バイバイした。今日は猫によく会う日である。
 晩御飯の後、ハンディシェイクを食べる。これはおいしい。楽しい。
 夜、この日記を読んでメールあり。「寒い時代」にちなんだ内容であった。世の中景気の悪い話ばかりである。でもそれなりにがんばって生きていこう。それなりでよい(笑)。