うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

トンネルの向こうの不思議な街

▼今日は子供会の行事があって、ヒヨコは係のため先に出ていき、子供たちも後を追いかけた。暑い一日であったが、河川敷でカレーを食べたりゲームをしたりするという。
 僕は家にいて、洗濯物を干したり畳んだり、全部屋の掃除機掛けをしたりとのんびりする時間はあまりなかった。
 インスタントラーメンで昼御飯を食べたあと、少し遊ぶ。随分前にセールで買ったゲームというかサウンドノベルというか、とにかくまあそういうものの「GADGET Past as Future」というCD-ROM四枚組のやつをやる。前にもやり始めたがなかなか集中して遊ぶことができなかったのだ。
 話の舞台は一九三〇年代ごろだろうか。流線型の機関車に乗り込み事件の謎を探っていく物語。「弟切草」なんかだと選択肢によってストーリーが枝分かれしていくが、これはそんなことはないかもしれない。しかしリアルな建築物の描写や迫力ある機関車の走行シーンのCGムービー画像がたくさん入っているので面白かった。一気にラストまでいった。
 三人はくたくたになって帰ってきた。でも子供たちはまだ元気が残っていたのがすごい。
 夜、溜まっていた写真の整理をする。写真はアルバムに入れることはやめて箱で管理することにした。アルバムは案外かさばるからだ。
 晩御飯のあと『千と千尋の神隠し』を観る。子供たちは映画館で観ているから二度目。僕は初めてだ。なんともはやけったいな映画だった。そしてとても怖くて切ない映画だった。そういえば僕も子供の頃おぼれたことがある。川ではなく自宅の風呂場でだ。風呂の神さんは僕のことを覚えていてくれているだろうか。