うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

中国茶とキャパとプラモカメラ

▼朝一番にヒヨコは近所の手作りパン屋さんへ。子供たちのお昼用。子供たちは学校の土曜イベントにいく。
 お昼ごろ、ヒヨコと二人で出かける。守口の京阪百貨店へ。今、[ターナー版画展]をやっているのだ。ターナーと言えば画材メーカーの名前にもなっているが、有名な画家である。たしか水彩画だったと思うが…版画?
 展示の解説パネルを読んでわかった。これは昔、写真を網点分解して印刷するという技術がなかった時代に、ターナーの絵を画集にするために、職人を使ってエッチングで版画にしたということなのだ。なるほどなぁ。全て職人の手業である。すばらしい。
 もう一回上の階では[中国工芸展]をやっていた。安物のチャイナが常識よりも一桁上の値札が付いており、唖然。見るべきものも少なかったが、お茶屋はよさそう。台灣のお茶を購入。何種類か買ったが、一つとても珍しいミルクのような香りのする台灣の[金萱茶]というのがとても気に入った。
 さて今日はまだまだ出かけるところがある。が、しかし、今日はひょっとして廣東語ではなかったか? 一旦気になったらとても気になる。こういう時にスケジュール帳を忘れてしまった。しかたがないのでH″のライトメールでWさんとLに確認を入れる。すぐにWさんから返事が来た。明日だ。ふぅ〜。
 心斎橋へ向かう。今日は大丸ミュージアムに用事があるのだ。会社の同僚にチケットをもらった[ロバート・キャパ作品展/文豪にもなったキャパ「ちょっとピンぼけ」]を観るのだ。
 キャパの写真を、大きいサイズで観られるのはとても良かった。会場は人もたくさん来ていて落ち着いてみていられないのが残念。特に当時プリントされアメリカ軍の検閲を受けた「ビンテージプリント」や最期の写真のベタ焼きを観られたのはうれしい。最後にこの作品展のカタログと文庫版の『ちょっとピンぼけ』を購入した。
 お昼も食べていないし、疲れたので屋上のティールームへ。ケーキセットを注文。するとなんと黒人のウエイターがケーキを運んできた。びっくりしたぁ。その黒人ウエイターは日本語も流暢だった。
 帰りにに[カメラのナニワ]で例のトロイマーのプラモデルカメラを購入。これは、ハーフに改造する予定である。