うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

社長ムービー編集#1

▼今日もゆっくりと起床。家族のほとんどは朝早くから何度も目を覚ましていたのだが、別に急ぐわけでもなく、だらだらとこの幸せな時間を過ごしていたのだ。十二時前に起床。朝昼兼用の食事。昨日のシチューがあったので、これをご飯に掛けて食べる。めちゃうまである。
 今日は腰が今日よりヤバい感じ。いますぐにでもピキッと来そうだ…というかもう半分来ている。
 食後、ヒヨコとカラザは電車でヒヨコの実家に刷り上がりのハガキを届けに行く。僕とタマゴは家に残る。
 僕はいよいよ社長ムービーの編集だ。しまった! 会社に絵コンテを忘れてきた。原稿のデータがe-mailであらかじめ送られてきていたのを思いだし、その控えをプリントアウトして、これを手がかりに編集をする。
 リビングのテーブルにPowerBookG4を置いて、使いやすいMacwayのマウスを繋ぐ。編集に使うソフトはiMovie
 カメラは一台で撮影したので、三ショットを撮ったがつまり三回撮った。普通は声のトーンとかが変わってしまって繋ぐと不自然になったりするが、社長は三回ともうまく同じトーンで喋っていたので助かった。年末挨拶編と新年挨拶編の二つを作るが、年末挨拶のBGMを何にしようかかなり悩んだ。クラシックを聴いて探すが、三分のムービーにクラシックではちょっと始まったところで終わってしまうので、どんなに有名な曲でもなじみのメロディが出る前の蚊の鳴くような小さい音部分で終わってしまうのだ。これではダメだ。やはりこういう時はテレビドラマのBGMがいい。映画のサントラもクラシック同様の場合が多いが、テレビのは汎用性が高くまたメリハリが付いているし、曲も頭からわかりやすく、録音レベルも一定である。クラシックみたいに極小から莫大まで急激に変化するようなこともない。使いやすいのだ。
 で選んだ曲は、曲だけ聴くととてもとても厳かで、希望に満ちたもの。これならいいだろう。卒業式にでも使えそうないい曲だ。これは後に『リング』でブレイクする菅野美穂が主演した萩尾望都原作のドラマ『イグアナの娘』のサントラを使った。このドラマ、主人公の少女が母親からはイグアナに見えてしまうというのが不幸を呼ぶというストーリーで、イグアナの造形にやや問題はあったが、ドラマはとても感動的なものだった。だから僕はサントラを入手していたのだ。