うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

LOMOが世界を駆けめぐる(加筆)

▼今日はとても暑い一日であった。汗だくだく。
 今日は子供たちは昼からは家で工作していた様子。タマゴはまたドールハウスのような物を。カラザは何やら楽器を作っていた。ヒヨコはそれを手伝わされてなんかくたくた状態のまま意識朦朧として作業していた。
 仕事の帰りに『アサヒカメラ』8月号を買う。もうカメラ雑誌も飽きたので買わずにおこうかとも思ったのだが、今月は僕の好きな武田花さんの「SUNNY SIDE」が載っているのでやはり買ってしまった。この連載は二、三カ月おきなのでじれったい。毎月連載して欲しいなぁ。花さんは写真も素敵だがエッセイがとても面白い。
 夕方、郵便が来た。封筒にはハングルが書いてある。ネットで知り合ったLOMO好きの韓国人Gさんからだ。ついにLOMOの雑誌ができあがったらしい。早速開けてみた。タイトルは『magazine L』という。LOMOの使い方や漫画そしてたくさんのLOMOで撮った写真とたくさんのメッセージが載っている。ロモグラフとフォトグラフの比較などの企画ものもある。文章は全てハングルなので僕には読めないが、たくさんの写真は僕にも楽しめた。僕の写真もでっかく載せてくれていた。どんな写真を送ったか全く忘れていたがこれだったか。しかし、LOMOは不思議なカメラだな。よく壊れるし、性能的には大したことないのだけど、こうやって国境を越える力を持っている。そしてLOMOを間に挟むと人々の笑顔をたくさん見ることができるのだ。ロシアのチープなカメラが確実に小さなムーブメントを起こしている。
 夜、ショックなことが。なんと先日買った新しいテーブルにもう数カ所傷がついてしかも変な型が入ってしまっているのだ。タマゴの仕業だ。このテーブルで工作をしていたのだ。きつく叱っておく。きつく叱っても三〇分も経ったらもう平気になってしまうのだから同じことだが…。
 今日は通勤読書の『大正時代の身の上相談』カタログハウス編/ちくま文庫を読み終えた。昔から人の悩みはあまり変わっていない。それよりも悩みの相談に答えている回答者の新聞記者氏のズバズバと切り捨てていくお答えが痛快な本であった。カタログハウスが付けているコメントは蛇足といえば蛇足だったような気がする。