▼昨夜少しニュースを見ていると、例のシャトル空中分解の件で毛利衛さんや向井千秋さんがインタビューされていた。向井さんのインタビューの話。ヒヨコも「そんなん思ってない！」と思わず突っ込んだのだ。どんな話かというと、向井さんがコメントの中で、
「原因を解明して、安全にシャトル運用ができるように、亡くなった七名もそれを望んでいると思います」
と発言した。危ないあぶない、思わず僕は頷いてしまうところだった。そう、死んだ人はそんなこと思わない。言いたいことはわかるが、話をすり替えている。というかうがった見方をすれば利用しているともとれる。ぼんやりしていると、わからないことだが、こういうことに鈍感にはなりたくない。
「原因を解明して、安全にシャトル運用ができるようにすることが亡くなった人へ唯一できることです」
とか言うようにしないと。絶対にあり得ないことをイメージだけで添加してはいけない。
帰宅して新聞を見ると、テキサス州ナカドーチェズに落下したシャトルのタンクを子供たちが囲んでいる写真が載っていた。直系１メートルぐらいの球体だ。しかし、この写真、そこに写っている５人の子供全員が薄笑いを浮かべているのだ。それはないよな、と思った。本当のところは、写真と言えばスマイルという反射神経での反応か、マスコミ取材で緊張しているので薄笑いになってしまったのだろう。しかし、新聞としてこの写真を掲載することの良識を疑うなぁ。何も子供たちの写真は必要なかったと思う。
今日は一日眠かった。仕事が落ち着いているので余計に眠かった。このところなんだか特に何がどうということもなく、夜ぐずぐずしていて寝不足になっているのだ。今日は早く寝よう。
夜、ラジオで何十年ぶりかで金沢明子の「イエロー・サブマリン音頭」を聴いた。今、ビートルズの歌は原曲のイメージを損なわないよう、英語以外の言葉で歌うことは禁じられているらしい。この曲も今だったらレコード出せなかったのだろうなぁ。
