うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

千林とPEN Fとコロンボ#2

▼運用としてはフィルムカウンターを頻繁に確認するというのはその通りだ。だがそれとメカ的な欠点とは別の話だ。何をごっちゃにして話しているのだろう。その人はPEN FTが好きで好きでたまらないらしく、PEN FTは完璧なカメラだと思っているのだろう。だから不都合があればそれはカメラのせいではなく、使う側が悪いという論理展開になる。地球が自転しているのではなく太陽が月が星が地球の周りを回っているのだというのと同じ。自分のナンセンスさがわからなくなっている。だから一言書き込みをしておいた。
 午後から再度、千林商店街を目指して自転車で出かけた。今日は子供は家で留守番なので安心だ。今日は日焼けを警戒し、長袖Tシャツ、薄い長ズボン、首タオル、帽子という出で立ち。河原に出たら早速Tシャツを水で濡らす。これでかなり暑さがしのげるのだ。今回は前のような時間制限はないので、ちゃんと千林商店街までたどり着いた。途中、今市、大宮などを通る。今市は僕の母の子供の時に住んでいた街だ。また大宮は母の姉の一家が僕が小学校に入るぐらいまで住んでいたところで、市電が通っていたころから廃止になってしばらくぐらいの間、よく遊びに来たところ。でも街を見ても僕にはなに思い出せなかった。
 千林商店街も小さい頃に何度かは来ているはずだが、全く覚えていない。ヒヨコはちょっと前にKさんと一緒に一回りしたというので、ヒヨコの方がくわしい。昭和三〇年代の日本が若々しかった頃、日本各地にどこにでもあった商店街がここには今でも現役で存在する。猥雑さ、人なつっこさ、そして平面的なひろがり、通りを歩いていくだけで、一日の買い物が順番にこなしていける商店街。僕が今住んでいる枚方にはなくなってしまった風景だ。
 おなかが空いたのでマクドへ。やはりマクドはお子様天国だ。店内に中学女子や二〇歳までのギャル(死語)がいっぱい。
 商店街をプラプラ歩き、僕はPEN S Blackで時々写真を撮る。一〇〇円ショップをのぞくと店内に詰め込まれた商品の多さに圧倒された。ここでは僕は“ミニ拡大鏡”という四倍のピンセットや爪切りに取り付ける小さい虫眼鏡を見つけて購入。またカメラのレンズ前に貼りつけてマクロ撮影に使えそうだ。特にオリンパスペンなどのコンパクトカメラに使うのに都合の良い大きさだ。