うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

雨の東京#2

▼まあ、そんなことはどうでもいいが、とにかく帰りはPBG4 12を広げて撮影日記などを書きながら、iTunesで音楽を聴いて帰る。今日は周慧敏(ヴィヴィアン・チョウ)の歌を。しかし、この日記を書くというのがけっこうバッテリを早く消耗させたようだ。大阪に着くまで持たなかった。途中から作文をやめて、モニタの明度を落として真っ暗にしたら、かなり伸ばすことはできたけど。
 書き忘れたが、今日[八重洲ブックセンター]へ行ったときに、映画の本のコーナーやエッセイのコーナー、文庫のコーナーで伊丹十三の本を試しに探してみた。しかし、一冊も置いてなかったのである。こんな大きな本屋にである。ちょっとショックだった。伊丹十三の名前を見ることができた唯一の本は、文庫コーナーにぶら下がっていた、文春文庫の目録の中である。それも三冊ぐらいの記載しかない。なぜ? 伊丹映画のDVDも発売されていないこと、本も本屋から姿を消していること。世間は伊丹十三をいなかったことにしようとしているのか? あんな才能溢れる人の作品をなかったことにしてしまって、ほんとにいいのか? とても寂しい。ちなみに古本の[八重洲古書館]にもなかった。
 映画だけではない。この人のエッセイは本当に面白いのだ。僕はこの人のエッセイを読んだから、MacOS OS X10.2Jaguarを「ジャガー」と読めずに「ジャギュア」と発音してしまうぐらいなのだ。たまたま、在庫が切れているだけだろうか。もう新刊は出ないだろうし、撮影日記関連が文庫化されるということぐらいしか、期待はできないけど。