うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

編集編集#3

▼シーン9は「業務用エアコン洗浄サービス」を紹介するためのシーンで、天井埋め込みのエアコンをどうやってかっこよく写すかということを思案したのだが、よくあるリボンを付けて風が出ているのを見せてもいいのだけど、それではエアコンそのものの宣伝のようになる。なにかないかと思っているときそのエアコンの下を白いワイシャツで歩いた人がいた。するとエアコンがまるでキランと光が動くようにそのワイシャツの白が映り込んだのだ。この手だ。
 とりあえず急いでその瞬間に回した。カメラは手荒くぶれている。まねして再現して撮ったものと、2カット素材としてある。が、やはり急いで回した方がカメラワークとしては雑になっているが、キラン度は高い。再現した方は目立ちにくいのだ。2カット使うことにし、目だない方を最初に、目立つ方を後ろに入れた。最初に入れたのは実はその前のシーンから、ビジオがエアコンに顔を向けるシーンがほぼ同じカメラアングルなので、インサートを挟まないとつなげられないということに気づいたからでもある。
 そして、シーン11は出先からマツコが電話を掛けてきて、それをビジオが取って、二人の会話となるところ。電話でのラブシーンである。このシーン、マツコは梅田ロケの分。ビジオは職場セット内である。マツコの会話シーンは一部セリフ付きであったが、素材としての長さが圧倒的にたらず、使えそうな部分をむりやり切ってつなげなくてはならない。
 ここ、シナリオもちょっといい加減で、言葉が足りないので編集で補う。こういうときサイレントの全編字幕というのは、助かるな。
 ラブシーンと言っても、ビジオは職場にいるわけだから、さわやかなニコニコするようなラブシーンだ。二人の関係をハッキリと描いたところで、第3話へと「つづく」となるのである。
 今日はここまで。夜中2時を回った。土曜日夕方にできあがっていたところまで、とりあえずはできたのだから、よしとしよう。もう既に意識は半分どこかへ行ってしまっており、すぐに眠った。