うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

お葬式#1

▼僕はヒヨコの実家に帰って眠ったのでいいのだが、お通夜でお線香と蝋燭の番をしたヒヨコは徹夜だろう。後で聞いたがお線香は十五分で一本燃え尽きるので、全く眠れないのだということである。
 そうそう、従兄の年齢を書き間違えたようだ。ヒヨコより学年で一つ上だ。
 朝食をとり、八時半ごろ出発、ヒヨコの父・うずらスナズリ運転の日産クルーでカラザと三人お寺へ向かう。今日はタマゴはおばあちゃんと留守番するという。
 お葬式は十一時からだが、十時過ぎにはお寺に到着。今日はやけに子供の数が多いなぁ。何故? これじゃあ、あとで料理の数が足らなくならないか心配。
 どうも亡くなった叔父側の親戚、普段つき合いが薄いにも関わらず一族を率いて来てくれた由。それはうれしいが、人数も多いし、動けそうな人も何人もいる。ならば何か手伝いを申し出てくれれば良さそうなものだが、昨日も今日も全くそういうことはないのだ。う〜む。叔母は足が悪いので車椅子を使っているが、それを押そうとする人が誰もいない。僕は親戚といっても義理の親戚になるわけで、出しゃばるとなんだか、何か魂胆があって親切にしているのでは?と勘ぐられそうで嫌だったのだけど、黙って僕が押した。叔母は耳も遠く、目も片方がほとんど見えていない。そして軽い老人性痴呆が入ってきているので、時々わからなくなる。でも、車の乗り降りや車椅子を僕が介助すると、とても喜んでくれた。
 お葬式から斎場へ。そして戻って会食。これは量もたっぷりで美味しかった。ちょっと僕でも残したぐらい。満腹まんぷく。そして、また斎場へ。また寺へ戻って初七日までを一気にやってしまう。