▼カシワ母の老人性暴言に徹底抗戦した。先日から風邪を引き、咳がまだ取れないにもかかわらず、
「医者の薬は要らんヮ。売薬の咳止め持ってんねん。これ飲んだら一日咳止まるねん。わたしはそういう信念を持ってんねん」
結局、信念では咳は止まらず、売薬も効いてない。長引けば肺炎になる可能性もある。心配して、
「咳、治らへんな。お医者さんの薬、いるんちゃう？」
と僕が言うと、
「なんでもうちの言うこと気に入らんねんな！ 敵みたいに感じるヮ」
気に入らない、敵対心を持ってるのは、あなたです。
「なんでも、うちが悪い。言いたいことも言われへんねんやろ！」
いや、言いたい放題言うてるよ。それを、
「そんなん言うてない」
とか言うので、黙って聞いてたカラザも、
「おばあちゃん、言うてたよ」
と援護射撃。
四面楚歌になり、しまいに、
「うちは親にそんなものの言い方したことないヮ」
と言い出すので、
「それはお母さんのお母さんがそんな暴言を吐かへんかったからや！」
など徹底的に反論、論破したった。むちゃくちゃ言うならそれ相応の手段で対抗せねばこっちがまいってしまう。今夜はどうしても聞き流せなかったのだ。途中で声が出なくなったヮ。初めてや、こんなん。
とにかく、僕らは好きなようにやってもらってもいっこうに痛くも痒くもないこと。それでもいろいろアドバイスするのは、健康に楽しく過ごして欲しいから、それだけ、と諭した。ヒヨコにも暴言を吐いてたから、最後に、謝らしたった。疲れたヮ(+ε+;)
僕も老人になったらこうはならないでおこう。屁理屈を捏ねそうなお爺になりそうだけど、きっとそのころは体力気力がなくなって案外、マジボケかギャグボケか掴み所のないニコニコ好々爺になりそうな気もする。そうなりたい。
